2024シーズン、大谷翔平選手のホームラン数が急上昇しています。9月9日時点で46本のホームランを放ち、ナショナルリーグ本塁打ランキングでトップに立っています。2位のオズナ選手(ブレーブス)の37本を大きく引き離し、3位のシュワバー選手(フィリーズ)の33本とも差をつけています。
メジャーリーグ全体で見ても、アメリカンリーグのジャッジ選手(ヤンキース)に次ぐ2位の座を維持しており、両リーグ合わせての本塁打王争いでも上位に名を連ねています。
大谷選手は2024シーズン、自身の記録を次々と更新しています。9月9日のガーディアンズ戦で放った46号ホームランは、2021年にマークした自己最多記録に並ぶ数字となりました。さらに、この一発で今シーズンの打点を101に伸ばし、こちらも2021年の自己最多記録を更新しています。
また、大谷選手は2021年から4年連続でシーズン30本塁打を達成しており、日本人選手としての記録も塗り替え続けています。
大谷選手のメジャーリーグでの活躍は、通算ホームラン数にも表れています。9月4日時点で、メジャー通算215本のホームランを記録しています。これは日本人選手としては松井秀喜選手の175本を超える最多記録です。
さらに、日本プロ野球時代の48本と合わせると、日米通算では263本に達しており、プロ野球選手としての偉大な記録を刻んでいます。
大谷選手のホームランの特徴として、その打球速度と飛距離が挙げられます。9月8日のガーディアンズ戦で放った46号ホームランは、打球速度が187.8km/h、飛距離が137.1メートルという驚異的な数字を記録しました。
この「爆速ホームラン」は、メジャーリーガーたちにとっても「理解不能」なほどの威力を持っています。地元メディア『LAタイムズ』の名物コラムニストであるディラン・ヘルナンデス氏も、大谷選手のバッティングについて「あれだけ長いスイングで、なぜ当たるんだ」と驚きを隠せないようです。
大谷選手の日本プロ野球時代のホームラン成績も振り返ってみましょう。北海道日本ハムファイターズに所属していた2013年から2017年の5シーズンで、合計48本のホームランを放っています。
特に2016シーズンは104試合に出場し、22本のホームランを記録。打率.322、67打点という素晴らしい成績を残しました。この年の活躍が、メジャーリーグ挑戦への大きな足がかりとなったと言えるでしょう。
以下のリンクでは、大谷選手の日本プロ野球時代の詳細な成績を確認することができます。
大谷翔平選手のホームランは、単にその数だけでなく、その質や影響力においても他の追随を許さないものとなっています。今後も彼の活躍から目が離せません。